2014年06月01日
6月1日の記事
長年にわたって権利を主張しない人については、保護する必要がないという考えから借金の消滅時効が社会的、法律的に採用されているのです。
多重債務で苦しんでいる人は、借金の消滅時効を考慮するといいでしょう。
借金の消滅時効は10年になっていますが、借入先が銀行、もしくは消費者金融などの場合は、商事債権の時効が適用されるようになります。
一定の事実が長い間続くと、借金の消滅時効が社会通念上、適用されることになります。
ただ借金の消滅時効の期間が満了すれば債務者の返済義務がなくなるものではないのです。
逆に人のものを一定期間所有して所有権を取得することができる取得時効があります。
通常、借金の消滅時効を成立させるためには、通知書を債権者に送付する必要があります。
借金の消滅時効が成立すると、法的に支払い義務が消滅するケースがあるのです。
Posted by りえち at 23:41│Comments(0)